Life is a showtime

やりたい事とか日記とかをつれづれなるままに……

フェスを作るということとは‥‥。

備忘も兼ねての記事です。

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構想2年。頭の中にあったのはもっと前から。

先週末にキャンプインのフェスが終了してひと段落つきました。精算はまだで大赤字覚悟なのですが、終了後の高揚感があるうちに書いておかないと忘れちゃいますので。

テーマのつくり方

このイベントのテーマは、『家族でも参加して楽しいキャンプインのフェス』。

これは自分に子どもができて、出てきたテーマになります。20代からフェスにはいろいろ参加しみてきました。しかし家族ができてそういうフェスに行きたくてもいけない人も多いのでは?という自分が感じるニーズにこたえるものを作りました。

 

このテーマは、おそらく子を持つことになった今の僕だから出てきたもので、20代の僕だったら出てきていないだろうし、50歳の僕でも出てこないテーマだったと思います。

(もちろん、僕だからテーマ設定できたわけではなく、だれでもこの世代の方には思いつきはします。属性としてのヤングファミリーという意味です)

 

自分が欲しいものの方が、具体的に全体のイメージしやすいです。ただ自分頭ではわかっているのですが、他人に伝達することは本当に難しいです。これは対参加者についてもですが、他の運営者についてのテーマ共有もです。

特に1回目は、ものが見えていないので、本当に難しかったです。いくら言葉で説明しても百聞は一見に如かずですから。

多様性とは?

今回、子どもたちも楽しめるように様々なアクティビティを集めました。ほとんど伝手と飛び込みアプローチです。これは営業をやっていた経験がものをいいました。

人は意外と話しを聞いてくれるものです。そうして作っていくところで感じたのは、世の中には様々なことをやっている人がいること。そうした人の話しを聞くのは面白い。

作っていく中で、一番楽しかったのはこの部分でした。

最後は自分のためではないのか?

それにしてもフェスをやるって相当な労力を使います。キューピーコーワゴールドとレッドブルを飲みながら準備をします。命を前借りしながらの制作です。

今回、自分の子どもも参加していました。少しは遊んでくれたのかなぁ。子どもが大きくなって、このことを覚えていてくれたらこれに勝る宝物はありません。

もちろん参加された子どもたちも同様ですし、参加された大人たちにとっても思い出の1枚になったのであれば、主催者冥利につきます。

 

思い出の1枚になるということは、個人のアイデンティティを残すという満足感を与えてくれます。そんなために命の前借りをしながらやっているのではと最近思うようになりました。

 

僕がここにいた証拠を。

 

(映画)プーと大人になった僕@109シネマズ名古屋~コンセプトは良いのだけど

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★★☆

 

ディズニーが誇るゆるキャラ、プーさんの実写化。

コンセプトは、大人になったクリストファーロビンの前にプーさんが現れて、大人になって忘れてしまったものに気づかせる。

企画書的には、満点な映画作品です。

実際、よくまとめられているし、大人のロビンに自分を重ねる部分も多分にある。100エイカーの森で霧の中でさまよう様は人生のようだし、子どものころに創造したとんでもないモンスターは大きくなった自分だったというオマージュもいい。

 

だけどどこか響かないんですよね‥。

 

これは響かないぐらい僕の心が痛んでいるのかもと思ってしまいます。とはいえ、プーさんは金言をいくつか残します。

 

「何もしない」が最高の何かにつながる

 

空っぽにしないと、新しいことは入ってきませんからね。

 

 

映画『未来のミライ』@109シネマズ名古屋~細田守監督の箸休め

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★★★☆

遅ればせながら『未来のミライ』を観てきました。公開当初からネット界隈では叩かれていた本作品。

確かに予告編のイメージからいくとこれは詐欺だ!!!と思ってしまいます。そう妹であるミライちゃんの未来は、いくつかあるエピソードの一つにしかすぎません。

 

これは「クンちゃん」の物語なのです。クンちゃんの過去(祖先)から未来までが描かれています。

本作は主人公の家にある樫の木がみてきたこの家の過去と未来を紡ぎます。

 

ここに生命がいるという不思議。

 

それは葉があり枝があり幹があり、そして根が同じように地中に広がっている樹木のような家系図の中にある物語。

おそらく親となった細田監督自身が感じたことを映画にしたのでしょうね。これは子を持つ親なら共感できるのではないでしょうか。

 

もうひとつ共感できるというと父親像。

「他のお母さんには良い顔するよね~」とか「子どもの謀殺されて、リビングで寝てしまう」とか‥‥。身に染みます。

 

そして相変わらずの細田守監督ならではの映像美。今までの集大成的なシーンが数々ありました。圧巻は未来の東京駅。こんな構造よく思いつくなぁと思っていたら、これはプラレール的なものなんだと。子どもが描く未来の駅ってこんなカンジだったよなぁと。

 

みんながいうほどひどい作品ではないかなぁと。あくまでオムニバス映画としてみればね。

 

女のいない男たち/村上春樹~「ないからある」を感じる作品

たまにはお手軽に小説を読もうと手に取った村上春樹の短編集。印象的な装丁の文庫でした。

 

まえがき(著者的には珍しいこと)にも書いてありますが、これはコンセプトアルバムのような作りになっています。サントラ的というか。

共通するのは、女がいなくなって残った男たちのお話し。裏を返すと女は必ず登場する。

 

「ないからある」

 

このあたりは何とも村上春樹的。

多くは女についても物語かもしれない。

 

読後に何かが残ることもほとんどない。不思議な作品。

BARで片手間に(作品中に出てくる木野みたいですが)、読むのはこういう作品なのかもしれません。

 

女のいない男たち (文春文庫 む 5-14)

女のいない男たち (文春文庫 む 5-14)

 

 

とんかつ寿々女@美濃加茂~路地にあるとんかつの名店

だいぶ前ですが、美濃加茂にある「とんかつ寿々女」というお店に連れて行ってもらいました。これで「すずめ」と読みます。

美濃加茂に行く予定があり、地元の人に教えてもらったのがこのお店。美濃加茂の旧市街の路地にあるお店。教えてもらわなければ絶対に入れません。

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言われるがままに注文したのが「はちや豚」を使ったとんかつ定食。「はちや豚」とは美濃加茂蜂屋町という場所のブランド豚。その地で160日間以上飼育され、かつ同町に伝わる最高級干し柿“堂上蜂屋柿”の皮粉末を混ぜた飼料で育てられた豚のこと。

すでに生産者が1軒しかないということで、幻の豚なんだそうです。

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こちらがその、はちや豚を使ったとんかつになります。

干し柿のおかげか、甘味があるのが特徴の豚肉です。それを味わうために、ソースではなく塩やワサビをつけて食べるのがいいでしょう。

衣もサクサク、そしてオーナー夫婦も気さく。いいお店です。こういうお店っていいですよね~。

 

 

映画「カメラを止めるな!」@109シネマズ名古屋~やっと観れたSNS発のヒット作!次世代、三谷幸喜かも

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★★★★

 

SNSで話題の作品。一度、シネマスコーレで上映していた時に観に行こうとしたのですが満席につき入場できず!

こんなこと久しぶりだなぁ。それ以降も機会をうかがっていたのですが、そのこうしているうちになんとシネコンでも上映するようになり、無事今回鑑賞してきました。

 

(以下、ネタバレ含みます)

冒頭の30分ワンカットのB級ゾンビ映画から始まります。ただ凝っているようで、どこか変な映画。

そしてその後、その変な個所の伏線の回収が始まります。

 

観て思い出したのは、初期の三谷幸喜作品(「12人の優しい日本人 」や「ラヂオの時間 」)にあった面白さです。バタバタ劇だけどその回収をしっかり脚本でやっている作品ということ。

ラヂオの時間ではラジオ局、12人の優しい日本人では裁判員裁判が舞台でした。今回は映画を舞台にやってみたということ。

よくできているのは、冒頭30分のB級ホラーは長回しだったから見れたということ。つまり長回しでなければ、お客さんの気を引き続けることができなかったでしょう(この尺がギリギリでしょう)。

 

また、監督というクリエーターとして、

やりたいこととやらなければならないことの線引き、そして、現場対応力!

ということの重要性も伝わってきます(実際はどうなのか知りませんが‥)。

 

今回のこの作品のヒットは、低予算作品&SNS発のヒットという部分が多分にあります。お金がないならお金がないなりのやり方でヒットさせるという部分は共感できます。

 

ただ期待値を高くしていくと、まぁこんなもんでしょうという気もします。 

初期三谷作品が好きな方はどうぞ!もしくは「カメラを止めるな!」が好きな方は、初期三谷作品もどうぞ!

 

12人の優しい日本人 (PARCO劇場DVD)

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ラヂオの時間 [DVD]

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(読書)ナタリーってこうなってたのか/大山卓也 ~フラットさとは~

音楽を中心としたカルチャーニュースサイト「ナタリー」。その創業者がつづる「ナタリーとは」いう本。

 

よくある創業時の苦労話なども面白いのですが、一番の読み応えは「ナタリー」のニュースに対するスタンスについて。

あくまでファン目線伝達者の色を消して伝える(批評しない)ということ。全部やるという方針。

アーティストへの敬意からあくまでファンとして欲しい情報を提供する。なのでゴシップはやらない。

ニュースサイトとして、某雑誌のような熱いものではなく、事実を伝えるというスタンス。

メディアとして意義があるのは、様々な情報をいち早く取り上げること。これはWEB時代にヒットした。この先にあるのは自分の好き嫌いを超えてメディアの存在があるとするのであれば、全部やるというのは一つの必然であるという結論ということでした。

 

おそらく大山さんは、このあくまでもフラットなスタンスが特徴的な人なのだと思う。もちろんアーティストへの敬愛という内なるものは非常に持っている。だけどメディアとしてとらえた場合は、自分が判断する良し悪しなんかよりも、届く人が感じるものを大事にしているのでしょう。

 

最終章はナタリーの創業に携わった津田大介氏とコミックナタリーの編集長の唐木元氏の対談が載っています。

これが面白い。そこには第三者からみた人間・大山卓也の魅力が描かれています。それは謎の天才であり、強運の持ち主でもある面やフラットさについて語られています。

 

印象的なフレーズとして「情の人だけど、情に流されない」

 

そう、それがピッタリくると思う。そんな人、ちょっと魅力的。女なら惚れてます。

 

 

ナタリーってこうなってたのか (YOUR BOOKS 02)

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