★★★
本作のテーマは、宇宙。ヒーロー映画撮影をしている最中に、本当に宇宙の果ての星を助けに行くことなってしまうお話。
キャッチコピーは「ヒーローはキミの中にいる」。
このキャッチコピーを示すひみつの道具が、「グレードアップライト」というもの。道具を使うと個々人の能力が増強されるというもの。
そんな中、のび太は特技のあやとりの能力が増強されてしまう(なぜかもう一つの特技である射撃が増強されないのかは置いておいて…)。果たして、あやとりでヒーローになれるのか…。
それぞれの長所を伸ばしていけば、ヒーローになれるよ!というメッセージが伝わってきます。さすがドラえもん映画、よいメッセージですね。
映画の評価としては、前半の詳細な設定に対して、後半の悪役退治があまりにも呆気ないのが少し残念でした。
ドラえもん映画35周年ということで、ドラえもん映画の主なジャンルとは?
本作はドラえもん映画35周年ということで製作されています。毎年春休みの恒例映画シリーズとなっています。映画館に行くと、映画作品が一覧になったタブロイドがもらえました。それを見ているとドラえもん映画にはいくつかの主なジャンルがあることがわかります。
それは、
宇宙・恐竜&太古・魔境・ロボットなど
どれも男の子が好きなものですね。その中でも宇宙ものが一番多いようです。
ドラえもんがやってきた未来、そして宇宙。
いずれも次の世代がその歴史を作っていくものですもんね。そんなことを改めて考えさせられるドラえもん映画です。