Life is a showtime

やりたい事とか日記とかをつれづれなるままに……

(映画)マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙

f:id:mailto1979:20140920143414j:plain

★★★

引き続きDVDでの映画鑑賞が続きます。

英国初の女性首相の半生を、引退後に認知症を患う姿とその回顧禄によって描きます。サッチャーを演ずるのは、名優メリルストリープ。

80年代の「強い英国」を作った原動力になったサッチャー。この時代、イギリスにはサッチャー、フランスのミッテラン、アメリカのレーガン、日本は中曽根と今でも名前を残す大物政治家が並んでいました。冷戦の中、西側が一致団結していた時代ですね。

映画は、彼女の政策的な話というよりも、人となりにフォーカスを当てたかったのでしょうが、どうも中途半端な印象はぬぐえませんでした。これは回顧録という形式、それも結構な頻度で行き来するつくりだったからでしょうか。

 

作品中、サッチャーが言った言葉。

 

"考えが言葉になる。その言葉が行動になる。その行動がやがて週間になる。習慣がその人の人格になりその人格がその人の運命となる。考えが人間を創るのよ。"

 

これが印象的でした。

これってマザーテレサがもとですよね。考え方も行いも反対のふたりが同じような発言をしているのが興味深いです。サッチャーマザーテレサも強い意志の持ち主だったことは事実です。