★★
見事なリブートシリーズとなった「クリード」の新作ということで観てきました。
今作は、マイケルBジョーダンが主演&監督ということで、スタローンは関わっていません。制作陣からもクリードの物語になっています。
物語は、クリードの少年時代のトラウマから始まり、そのトラウマを乗り越えるストーリーとなっています。
このコンセプトは、よくある鉄板ネタとしていいと思うのですが、どうも演出にのれませんでした。
まず幼馴染が世界戦であっさりと勝ってしまう展開。そんなにあっさりでいいの⁉
続いて、クリードが立ち上がるのですが、あの練習シーンで上がる要素を使い切り、実際の試合での盛り上がりのなさ‥‥。
あっという間の12ラウンド。おいおい試合でこそ、叩かれても叩かれても立ち上がるのがこのシリーズだろ!と突っ込みを入れてしまいました。
お約束をあっさりと外す本作。
なんだかなぁと思ってしまいます。あとエンディングのリングのシーン。おいおい興行が終わって客出しが終わったら即バラシだろ!と実情をしっていると突っ込んでしまいました。
ラストのアニメは??でしたし、なんだか不完全燃焼な1本でした。