★★★☆
ソーラ・バーチとスカーレット・ヨハンソンの若き時代の青春映画のリバイバル上映。なんと2001年公開映画なのですね。
バカなクラスメイト、つまらない大人たち
死んだ町をぶらぶら彷徨い歩く
世界にうまく馴染めない ふたりの少女の分かれ道
キャッチフレーズとして公式WEBサイトに書かれているこの3行が見事に作品を表しています。
特に「ふたりの少女の分かれ道」というところが良い!
開かれた世界に出たところで、今までと違う関係が生まれ、これまでと違う関係値になる。それでも戻ってくるときは戻ってくるというのが真の親友というものなのでしょう。
オタクの中年に惹かれていくイーニドの可愛いこと。まぁ現実ではほとんど起きない事柄ですが……。このあたりが映画オタクの夢なんでしょうね。
ゼロ年代のカルチャー的なダイアログとしても面白く、特にファッション部分は大変面白かったです(世代ですので)‥。