「語学を旅する」とでも言うのでしょうか。
英語から始まり、フランス語、リンガラ語でアフリカへ、その後スペイン語、ポルトガル語とヨーロッパ編、さらにケシの栽培地に行くということからアジア編としてタイ語、中国語、ビルマ語からさらに文字すらない現地語までを旅をするように現地語を習得していく著者。
それは語学を勉強というよりも、武器をとるようにマスターをし、次の場所へ行くとその装備を外すというような、まるでRPGゲームのような感覚にも感じてしまいます。
まるで語学という海を航海するとでも言うのでしょうか。
語学をこういう風にとらえたことがなく、超新鮮な1冊でした。
もちろん旅行記、著者の自伝としても面白いです。
ちょっと他の著作も読んでみたくなりました。