★★★★
秋の映画シリーズ第三弾。アニメだってみます。『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』『心が叫びたがっているんだ。』長井龍雪監督 最新作ということで劇場で鑑賞してきました。
今回も秩父が舞台の青春アニメに仕上がっています。田舎であり、盆地である秩父。そこから出ていく人、残る人、そんな井の中を描いた作品。
井の中の蛙大海を知らず、されど空の青さを知る。
秀逸なタイトルを付けるなぁとおもったら、制作に川村元気氏の名前が!さすがヒットプロデューサー。このタイトル通りの作品に仕上がっています。
青春そのものを描いた、非常に青い、青臭い作品になっています。ただそんな青臭いことを正面からできるなんてすばらしいではないじゃないですか。
映画の中にだけでもそんな頃を生きていてほしい。
なのでピュアなココロをくすぐり、涙なしには見れません。
あともう一つ、意外に音楽映画であること。あいみょんの楽曲は、特になんとも思いませんが、mumとかを彷彿とさせる劇中の効果音に使われる北欧的なミニマル音楽が個人的には気に入りました。
純粋なココロに戻りたい方、おススメです。