タイトルに惹かれて手に取った本。
子どもが生まれてから、子どもコーナーの絵本で落語の本があり、手に取って時々読み聞かせをしていました。
「一眼国」だったり「寿限無」だったり「目黒のさんま」だったりと大ネタが絵本になっており、僕みたいな落語素人にってもわかりやすいわけです。
本書は、そんな落語を異色の落語家(元ビジネスマン)が概論的にまとめてくれている本になります。
表紙の裏には「芝浜だけに」の意味がわかりますか?とあるように、非常にキャッチーなワードが並べられています。
いくつかの大ネタのあらすじあり、歴史的背景こと、噺に登場する人物について、落語家偉人伝、協会、寄席や子弟制度など、落語について一通りさわりだけわかるようになっています。
タイトルにあるように教養としての落語に偽りなし。
簡単に読めるので、読んでみていい一冊でした!