Life is a showtime

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(読書)新世代トップランナーの戦いかた 僕たちはこうして仕事を面白くする

NHKの勉強会で呼んだ人たちのお話をまとめた本。2013年に出版された本ですが、興味深いのがこの人たちが僕と同じ年代であるということ。

ですので、バブルを知らない、就職氷河期、という失われた世代なんですよね。

 

全体的にそんな世代感がにじみ出ています。

「小さな幸せを大切に、丁寧に、コツコツ、寄り添って生きていきたい」 

そんなことを感じます。

 

読みやすい1冊ですし、強調される部分は太字になっています。

 

そんな太字のところから気になるキーワードを抜き出します。

  • どうしたら仕事を楽しく、そして1分1秒でも早く仕事ができるだろうか(安藤美冬)
  • すべての物事は自分の責任である(安藤美冬)
  • 自分が創造性を発揮する余地というのは、実はどんな仕事にでもいくらでもある(岩瀬大輔
  • 早く着くことが目的ではなく、旅そのものが目的になった。その瞬間、瞬間を大切にして、満足感を得ながら過ごそうと考えられる(岩瀬大輔
  • 当事者意識を持つ。当事者としてのポジションについた時点で、もう前を向くしかない(刈内一博)
  • 会社から与えられているミッションに自分なりにプラスアルファを取り入れてみる(刈内一博)
  • 反対側にある仕組みをかえられないかといつも考えている(佐渡島庸平
  • 閉塞感を打破するために行動していくことが重要(柿内芳文)
  • 楽しいことにどんどん挑戦できる人生でありたい(柿内芳文)
  • まずは、そこに飛び込んで場になじむことのほうが、圧倒的に実感が沸くし、学びも早い(為末大

面白いのはサラリーマンの人もいればフリーランスの人もいるということ。サラリーマンはその会社のリソースを使うメリットがあり、フリーランスは自由さがある。どちらでも仕事を人生を面白くできるのだということを語っています。

 

共通するのは、行動すること。

失敗してもいいから行動することこそが、大事ということが述べられています。こういう本に出てくる人は成功した人ですから、もちろん成功するためには行動するしか方法はないので、そういう帰結になる部分は差し引いて考えないといけません。

 

でも非常に共感できるんですよね。やらない言い訳よりもやる方法を考える。

僕自身は割と好き勝手になっているサラリーマンですが、それでももっと外の世界があるのだろうなぁと思っています。そんな心がけで仕事を、人生を楽しもうと思います。