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(映画)ラストナイト・イン・ソーホー@センチュリーシネマ~脚本、音楽、演出、時代性も完璧の映画!

ラストナイト・イン・ソーホー - 作品 - Yahoo!映画

★★★★

 

もっと早く観れば良かった。公開終了ギリギリのタイミングで観にいってきました。

ベイビー・ドライバー」のエドガー・ライト監督によるタイムリープ・ホラー。ファッションデザイナーを夢見て、ロンドンのソーホーにあるデザイン専門学校に入学したエロイーズは、寮生活になじめずアパートで一人暮らしを始める。ある時、夢の中できらびやかな1960年代のソーホーで歌手を目指す美しい女性サンディに出会い、その姿に魅了されたエロイーズは、夜ごと夢の中でサンディを追いかけるようになる。次第に身体も感覚もサンディとシンクロし、夢の中での体験が現実世界にも影響を与え、充実した毎日を送れるようになったエロイーズ。夢の中で何度も60年代ソーホーに繰り出すようになった彼女だったが、ある日、夢の中でサンディが殺されるところを目撃してしまう。さらに現実では謎の亡霊が出現し、エロイーズは徐々に精神をむしばまれていく。エロイーズ役を「ジョジョ・ラビット」「オールド」のトーマシン・マッケンジー、サンディ役をNetflixの大ヒットシリーズ「クイーンズ・ギャンビット」のアニヤ・テイラー=ジョイがそれぞれ演じる。

 

一般的には、タイムトラベルホラー・サスペンスというジャンルに位置付けられるのでしょう。しかしそんなカテゴリーを超えるものを持った作品でした。

 

夢あふれる若い女性。それを搾取する男たち。

 

エンタテイメント業界の女性問題が表に出たMeToo運動後の作品としての時代性がある作品です。

舞台は、エキゾチックな魅力あふれる1960年代のロンドンと現在を行ったり来たりする。60年代の映像美、そして音楽が素晴らしい。

映像・音楽で魅惑に包まれた時代感を出しているとともに、その時代から存在した女性の夢と性の問題に切り込む作品。ずっとスクリーンに目を奪われっぱなしでした。

昨年観ていれば、ベスト3本に入る作品でした。サントラもチェックです。

 

 

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