SUMMER SONICの翌日、たまたま高校野球の決勝があることを知り、甲子園に行ってきました!
甲子園のチケットって、前日に発売開始なんですね(よく考えれば対戦カードが来ますのが前日なので、そりゃそうですね。)
決勝戦ということでチケット争奪戦も予想されましたが、無事チケットを購入することができました。選んだのは1塁側内野席です。本当はアルプススタンドで観たいところですが、灼熱が想定されたので、ひさしのある内野席(1塁側は午後影になる)を選びました。
行ってビックリ、なんと一塁ベースがしっかり見える良席でした。
今回の対戦カードは、仙台育英(宮城)と下関国際(山口)の対戦になります。1塁側ということで仙台育英側となります。
前半は投手戦な様相でしたが、打者が2巡目に入ると仙台育英の打線が見事に得点を重ねます。
そして7回裏、仙台育英が下関国際の2人目のピッチャー仲井君から満塁ホームラン。投げては仙台育英のピッチャー2人が見事1失点に抑えました。
テキスト情報だとこうなりますが、個人的に見所は、やはり9回表に、満塁ホームランを打たれた下関国際の仲井君が、執念のヒットを打ったところでしょう。
思わずガッツポーズが出たのも頷ける、ここでは試合を終わらせないという気持ちが乗った打席でした。
高校野球の9回というのは独特な雰囲気があります。会場全体からなる拍手。負けているチームを応援するともとれる雰囲気です。
それも決勝となるともう全国の全高校球児の怨念ともとらえられるようなものが、スタンドから響きます。
それを打ち勝っての日本一。
見事9回の攻撃をゼロで押さえた仙台育英。
深紅の優勝旗の「白川の関越え」を目の前で観ることができました。
感動したのは、仙台育英の監督のインタビュー。
「青春は密なもの」
「本当にすべての高校生の努力のたまものが、ただただ最後、僕たちがここに立ったというだけなので、ぜひ、全国の高校生に拍手してもらえたらなと思います」」
この3年間は高校生にとって何だったんだろう。高校野球のような密ばかりではないけれど、それでも密を求める学生もいたでしょう。
そろそろ元に戻る頃合いでしょう。
初めての甲子園決勝の現地観戦。
本当に良いものを観させてもらいました。