★★★☆
評判が良くて観にいってきました。公開からかなり経っていましたが、それなりにお客さんが入っていました、
鬼太郎の父の物語。
戦争体験をした原作者の水木が、ある村に忍び込む。そこで鬼太郎の父と出会い、村の秘密と悲劇に触れていくという物語。
以前、水木しげる記念館に行ったときに知った、著者の戦争&戦後体験を色濃く表れている作品でした。特に戦後日本の「経済戦争では勝つ」という社会的な情勢に警告をならしているあたりがお見事です。
結構、殺戮のシーンも多く、鬼太郎だからといって子どもは連れて行かない方が良いかととも割れます。
そして鬼太郎の父、カッコ良すぎです。