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(映画)湯を沸かすほどの熱い愛@AmazonPrime

湯を沸かすほどの熱い愛 - 作品 - Yahoo!映画

 

★★★★

 

コロナ禍ということで自宅にいる時間がながくなり、AmazonPrimeにて鑑賞。

良い良いとは聞いていたのですが、やはり素晴らしい作品でした。

 

生きること、愛するということ

 

本作では、そうしたことを感じるエピソードがふんだんに含んでいる作品です。

登場人物のそれぞれにある闇を、余命僅かの双葉が解きほぐしていきます。生きることは、とてもしんどい。だけどそれでも、それでも必死に生き続けないといけません。双葉の言葉を借りると「逃げちゃダメ」だと。

そんな双葉のことを、周りの人は「この人のためなら何でもしてあげようという気になるんですよね。たぶんそれ以上にしてもらっているでしょうね」という会話が出てきます。

「汝与えよ、さらば与えられん」

ですね。

 

愛された主人公双葉は、おそらく死後も周りの人の心の中に生き続けます(そして銭湯という場所にもですが…)。それは、村上春樹的メッセージですよね。

とてもいい作品を観ることができました。

 

 

自宅で過ごす時間が長くなったので、家庭菜園をはじめてみた。

今週から基本リモートワークになっています。それにともなって子供たちも自宅学習となっています。そして子供たちは時間を持て余してます。

ちょうど子供の理科の宿題に、「春になって、まわりの生き物が動き出しています。家のまわりの動物や植物を観察しましょう。」という課題が出たので、家庭菜園をはじめることにしました。

家庭菜園といってもプランター1つ。子供の希望できゅうりを育てることになりました(トマトもなすも苦手なだけです)。

 

早速ホームセンターに行って、プランター・培養土・ネット・肥料、そしてキュウリのポッド苗を購入してきました。総額3,000円ほど。

最初、普通の花壇にあるようなプランターを選んだところ、これだと2~3本なるだけだよといわれました。根の深さが茎の長さだからということで、ちょっと深めのプランターをセレクトしました。そのため培養土も25リットルのものとなりました。

 

家に帰って早速、プランターに培養土を入れ、苗を植えます。子供が落ち葉も入れたいということで、培養土にまぜてみました。

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肥料は20日ごとにあげてくださいということでしたので、様子をみてあげたいと思います。60日ぐらいで収穫できるということなので、夏前には収穫できるはず。ちゃんと育つと良いのですけどね。

(映画)探偵はBARにいる3@AmazonPrime

 

★★★

 

引き続き、AmazonPrimeでの映画鑑賞日記です。今回は、人気邦画シリーズの「探偵」はBARにいる」の最終話になります。

コメディ要素もハードボイルド要素もあるエンタテインメント作品に仕上がっていました。パソコンの画面で観るのは、これぐらいなものがピッタリですね。

大泉洋松田龍平のコンビもいいですが、北川景子が幸薄感をめっちゃ出していてイイ感じ。水商売の女あるある感が出ていました。

まぁ普通に娯楽作品として面白いシリーズでした。

 

www.tantei-bar.com

 

探偵はBARにいる3

探偵はBARにいる3

  • 発売日: 2018/06/13
  • メディア: Prime Video
 

 

(旅行)家族で鳥取旅行~宇部神社&白兎神社編

因幡国一之宮 宇部神社へ

鳥取旅行最終日。名古屋に戻る前に神社を訪れました。まず鳥取市内にある因幡国一之宮である宇部神社へ。鳥取駅から車で15分ほどです。近くには鳥取城主であった池田家の墓もあるとそうです。

 

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そして御朱印がこちら。

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この日も結婚式を行っていました。気候的にも良い季節なんでしょうね。

 

www.ubejinja.or.jp

つづいて神話で有名な白兎神社へ

続いて向かったのは「因幡の白兎」で有名な白兎神社へ。あらためて「因幡の白兎」の物語を読んでみると、ウサギを助けるお話しだったんですね。浦島太郎みたいですが、助けたウサギはキューピットだったという話で、縁結びのご利益もあるということです。

浦島太郎よりハッピーエンドではないか!

 

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白兎神社は国道9号線に沿ったところにあります。国道の挟んで反対側に、神話の舞台になった白兎海岸が広がっています。

神社自体は小さいのですが、神話の砂像があったり、「縁」と書かれた白石を兎の石像の上のせたりと中々面白いです。なお絵馬には縁結びのお願いもいっぱいです。

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こちらが御朱印

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兎の印が良いですね。

hakutojinja.jp

 

今回、鳥取を旅して思ったのは、古代においてはこの山陰が日本の中心のひとつだったということ。これは以前、島根に行った時も思いました。

やはり出雲大社をはじめ、神話の世界の舞台なんですね。

当時は、大陸との交易もあったでしょうから、日本海側の方が発達したのでしょうか。交易こそが富の源泉。ちなみに現在、コロナで交易は止まっています。つまり富を生み出さない状態とも言えます。なんとことを感じた鳥取旅行でした。

(旅行)家族で鳥取旅行~コナン&砂丘編

境港の後、この日のお目当てである鳥取砂丘へ向かいます。ですが途中、北栄町というところにある「青山剛昌ふるさと館」というところに立ち寄りました。

コナンの町の「青山剛昌ふるさと館」へ

鬼太郎に続いて、コナンです。今や世界的なマンガの一つとなっているコナン。ここ最近は、人気がさらに出ていて、映画の興行収入では毎年上位にランクインするようになっています。

そんなコナンの作者である「青山剛昌」の資料館が、出身地である鳥取県北栄町にあります。国道9号線の道の駅の隣という好立地にあります。

ちなみに米子からの山陰道はなんと無料!ありがたいです。

 

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さて、青山剛昌ふるさと館は結構賑わっていました。境港の水木しげる記念館は大人もうならされるものでしたが、子どもにとってはこちらの方が楽しめるのでしょう。

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子どもが熱中したのは、コナンのスケボー体験のゲーム。30分ぐらい並びました…。

大人的に面白かったのは、コナンの謎解きの一つである、扉のL字フックを外からかける方法の体験。セロハンテープを使ったこのトリックをやってみることができます。これには、思わずへぇ……と思ってしまいました。

今回のハイライト、鳥取砂丘

北栄町を後にして向かったのは今回の一番のお目当て、鳥取砂丘になります。到着したのは2時半ぐらいだったのですが、駐車場はどこも満車で大変な賑わいでした。

初めてみた鳥取砂丘に個人的には感動です。

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馬の背といわれる巨大な砂の壁はのぼるのに一苦労。子どもたちはこの馬の背を登ったり、駆け下りたりと大きい砂場として遊びつくしていました。

テンション上がりますよね!

  

続いてジオセンターで、鳥取砂丘のできた訳や風紋のでき方の実験などを見学したりします。

ちゃんと勉強をして、風紋や動物の足跡を見つけました。

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いやぁ思ったよりも面白かった鳥取砂丘。半日ぐらいいてもいいなぁと思いました。

(旅行)家族で鳥取旅行記~境港編

コロナウイルスによって週末の仕事が全部無くなってしまいました。ということで、家族旅行に行こうとなりました(実際行ったのは、3月中旬なので悪しからず…)。

コロナ騒動なので、車で行ける場所ということで、セレクトしたのは、鬼太郎ロードがある鳥取県。1週間前に行先を決めて、宿を予約しましたが、ぼちぼち安い値段でとることが出来ました。

一路、境港。まずは鬼太郎ロード&水木しげる記念館へ。

名古屋から新名神中国道米子道で米子へ。そこから下道で境港へ。約5時間弱で到着。車がクルーズコントロールがついていてよかったです。途中、米子の手前に現れた大山にはテンション上がりました。

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境港ではまずお目当ての鬼太郎ロードへ。境水道という港の前の駐車場に車を停めます。雰囲気のある港で、向かいに岸があり水道となっているのがいいですね。

 

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港には漁船が停泊していたり、隠岐と境港を結ぶフェリーが水道を行き来しているのが非常に風情があります。

 

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鬼太郎ロードは、境港駅水木しげる記念館を結ぶ約800mの道になります。駅の観光案内所でスタンプラリーカードを購入。子どもたちはみんなスタンプラリーが大好きです。

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鬼太郎ロードに点在する妖怪彫刻をみつつ、お店の店頭に設置しているスタンプをあつめます。このスタンプラリーだけで、十分子どもたちは堪能していました。

 

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個人的には、水木しげる記念館は非常に面白かったです。

妖怪たちについては、幼いころに「のんのんばあ」に聞かせてもらった話がもとになっていること。戦争によって左手をなくすこと。そんな戦争でも、現地人と仲良くなり、婿に来てほしいという話。老いてもなお精力的に世界をまわり、民俗学などにも首を突っ込むなど、そのバイタリティを保っていたことなど、感銘を受けました。

この人の人生って、「人間万事塞翁が馬」を地で行く人生なんだと感じます。自分が体験したこと、見聞きしたことを作品にしてきたことなど、頭が下がりっぱなしです。

もう、なんかすごいとしか言いようがないです。

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ベタ踏み坂、江島大橋

境港で少し前から話題になっているのが、江島大橋ダイハツのCMで使われて話題になったということです。

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この写真が出回って、別名「ベタ踏み坂」といわれています。

さて、実際は、、、、。

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こんなカンジです。全くベタ踏みではなく、勾配としても実際は6.1度ということです。SNSで流れている写真は、もっと遠方から望遠レンズでとったということが、写真を読み解くとわかります。

それでも

島根県側は6.1 %、鳥取県側は5.1 %の勾配を設けて44.7 mまで登る。中央支間長250mは、桁橋としては2014年現在で日本で第2位、コンクリート製に限れば日本最大、さらにPCラーメン橋に限れば世界で第3位に入る。(Wikipedia

ということです。

ちなみに、翌日朝、ジョギングをして、最高地点まで登りました。こちらがその写真。

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中海の様子や、遠く大山を拝むことが出来ました。

超おすすめ!美保関へ。美保神社&美保灯台

境港にて1泊した後、本当はすぐに鳥取へ向かう予定だったのですが、宿にある観光案内をみていて気になった美保関へ立ち寄りました。

美保関は、境水道を渡って、反対側にあります。ここは実は島根県になるんですよね。

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境港から約20分ほどで美保関に到着。寂れた港町感が漂っていて、非常にいい感じです。まずはお目当ての美保神社へ。

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美保神社は、全国にある事代主神系のえびす神社の総本社ということです。8世紀に編纂されて出雲国風土記にも登場するという由緒正しい神社になります。

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港のすぐそばにあり港を見守っている感じがいいですね。漁業や海運の神、「鳴り物」の神ということです。

こちらが御朱印になります。

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さてこの美保神社の横に伸びる路地が、青石畳通りという道になります。ここの雰囲気が素晴らしい。日本の原風景でしょうか。

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美保関は、江戸時代には北回り航路の中継点でもあったので、栄えており、その面影が残ります。いろんな文豪も訪れたということです。

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絵になりますね。1軒旧館を利用した旅館もあり、これは泊まってみたい…。

 

そんな美保関から車で5分ほどで美保灯台です。

岬の先っぽ。

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ちなみに沖に小島は、美保神社の奥社になるということです。

灯台ってなんかいいですね。灯台の下にはビュッフェもあり、本当ならばここでランチでもしたいところです。

 

境港まできたら、ぜひ美保関も行ってみてほしいです。おススメです!

eBOOKで横山光輝「三国志」ほぼ全巻無料ということで、1~59巻を読破しました。

eBOOKという電子書籍アプリで横山光輝「三国志」がほぼ無料で読めるという情報がSNSで流れてきました(3月末まで)。

コロナ禍で自宅にいる時間が増えましたので、一気に読んでみました。

三国志を読んで思った事

三国志自体は、中学時代に小説で読んでいました。そしてコーエーのゲームもやっていましたので非常に馴染みがある題材です。

やはり面白いのは関羽が死ぬところまでで、そこからは物語が、どこか物悲しい話になっていきます。

群雄割拠・劉備の放浪・蜀の国造りの部分はやはりワクワクします。これは僕自身の性格にもよると思うのですが、物事が転がりはじめる部分に面白さを感じるタイプなのだと思います。

 

また蜀の後半を見ていて、個の集まりでの組織の限界も見えます。

劉備の人徳のもとに、関羽張飛趙雲、さらに馬超黄忠、そして諸葛亮という希代の英雄たちが集まり国造りをしました。ただ彼らのインパクトが強すぎたのか、その後の人材の小粒感が否めません。

まして諸葛亮は天才すぎで、劉備の死後、宰相としてすべてに渡って指揮をします。諸葛亮がやるべきは人材の育成でした。人材って難しいですよね。

漫画の中でも「今の蜀には人材がいない」と諸葛亮が嘆くシーンがありますが、本当にこれでしょう。

天才バッターが監督として名手腕を発揮するとは限らないという例もありますスーパースターで持っていた組織は、統括がいなくなると簡単に崩れていきます。それでも回る組織を作らないと組織マネジメントは成り立ちません……。

組織とは常に壊れていきますし、状況によってその形を変えていく必要もあります。大きくなれば腐敗もおきます。

40歳を過ぎて読む三国志は、そんな組織論のことを考えながら読む三国志でした。

 

 

三国志 全60巻箱入 (希望コミックス)

三国志 全60巻箱入 (希望コミックス)

  • 作者:横山 光輝
  • 発売日: 2000/04/01
  • メディア: コミック