もうすぐ節分ですね。今年は2月2日になります(珍しい!)。
ということで名古屋の周りにある4つの観音、尾張四観音を走ってめぐってきました。
尾張四観音とは、荒子観音(中川区)・甚目寺観音(あま市)・龍泉寺観音(守山区)
・笠寺観音(南区)の名古屋市の周辺にある4つの観音寺を指します。
まずは、笠寺観音へ
順番としては、家から近い順にしようと思い、まずはおなじみ笠寺観音へ。名古屋の観音様といえば、笠寺観音のイメージです。旧東海道沿いにあり、熱田神宮から旧東海道を通れば、この笠寺観音の門前につながります。
ついてびっくり今改修中なんですね。なにやら無機質な社務所が建設されていました。
2カ所目は荒子観音
2つめは荒子観音へ。自宅から片道8キロほど走ることになります。個人的に懐かしい八熊通を西へ、中川運河をこえた先にあります。
行ってみてわかったのですが、このあたりは結構、路地などが残っています。戦争で焼けなかったんでしょうね。
こちらが荒子観音。
近くに前田利家の生誕の地があるということでよってみました。
荒子城跡があり(今は普通の児童公園)、天満宮(といっても小さな社)とともに碑がありました。
3カ所目は、龍泉寺観音
3カ所目は、守山にある龍泉寺観音へ。名古屋の人にはおなじみの「龍泉寺の湯」の隣にあります。
「龍泉寺の湯」のテレビCMでは、「ここは名古屋の別天地」というフレーズがあり、高台からの一望できる温泉として有名です。
そう高台にあるのです。
自宅からも9キロとなかなか遠くなってきました。
こちらが龍泉寺観音。こじんまりとしていますが、きれいなお寺でした。
鐘が1回10円で突くことができます。そしてこの鐘楼から庄内川・春日井市を見渡す景色はなかなかのものです。ちなみにこのように見晴らしがいいことから戦国時代には軍事上の要所として城も築かれていたそうです。
往復で20キロほど走ることになり、さすがに疲れてきました。
4カ所目は、甚目寺観音
いよいよ最後の観音様、甚目寺観音になります。なんとあま市ということで、名古屋市内ではありません。
自宅からは12キロほど。なかなか遠いです。
名古屋駅から中村区の清正公道という旧道をひたすら西へ走ります。名古屋競輪場から庄内川を渡ってあま市へ。さらにおそらく甚目寺観音への参道がもとになったのであろう斜めに伸びる道を通って甚目寺観音へ。
4つの観音を巡ってきましたが、この観音寺が一番立派。
建立は597年。法隆寺や四天王寺についで、古い歴史があるということです。立派な仁王門は、源頼朝による修復が行われたという歴史もあるそうです。
さすがに甚目寺観音からの帰路は途中でバスに乗りましたが、25キロほどのジョギング。かなりマラソンの練習にもなりました。
さて今回4カ所の観音様にお参りしましたが、疫病退散を祈願してきました。はやくコロナが終息しますように。