ちょうど関西に行く用事があり、ついでに行ってみたかった石清水八幡宮にお参りしてきました。大阪・京橋駅から京阪電車にのって30分。八幡市駅下車です。駅前はどことなくのどかな雰囲気が漂います。
石清水八幡宮は、この八幡市駅の横にある急な山の頂上にあります。八幡市駅の横にある男山ケーブルカーというものに乗って参拝をすることもできるのですが、やはりここは徒歩で登ってみたいもの。
山を回り込むように、進むと一の鳥居があります。
そこからジグザグと山の参道を進みます。これが思った以上に大変。進むこと20分。汗だくになったころに頂上の三の鳥居があり、総門に向かって綺麗な参道が現れます。
本殿は八幡造といわれる建築様式で建てられています。朱色が青空に映えますね。
石清水八幡宮は、860年に宇佐神宮から勧請されて建立。武家、特に源氏からの信仰を受ける。中世以降は京に近いこともあり、伊勢神宮と並んで二大宗廟に挙げられたということです。
確かにこの石清水八幡宮が鎮座する男山はその急勾配もあり、武家の信仰があるのも頷けます。
もうひとつ石清水八幡宮に来て思い出したのが、エジソンが発明した電球のフィラメントとして竹が長持ちするというお話し。この石清水八幡宮に付近の竹によって1000時間もの耐久性が出たというものです。小さいころエジソンの電気でそんな話を読んだのを思い出しました。
現在、それを記念して碑が建っています。ちょうどこの日はこの碑の前で、京とお茶とJAZZというものをテーマにしたイベントが開催されていました。
ちなみに石清水八幡宮は、2016年に国宝に指定されたばかりということです。意外にも最近まで指定されていなかったのですね。
御朱印もいただきました
こちら。八幡大神ということで、神社名でないあたりが、風格が漂います。また、男山という言葉も見かけられますね。
帰路、一の鳥居の前の「走井餅」にて昼食をいただきました
参拝後、ちょうどお昼だったので、一の鳥居の前にある「走井餅」というお店にて昼食を頂きました。
このお店、大津にある走井餅の分家ということです。(ちなみに本家は廃業しているということです)そういえば、旧東海道を自転車で京都まで行ったときに食べたような気がします。
昼食は、走井うどんというもの。
京都らしく「ふ」と焼いた丸餅が入っていました。なかなかさっぱりしたお味です。お店にはサイクリストが数組立ち寄っており、時代が変わっても旅人たちを受け入れているお店になっています。
また食後には名物の走井餅もいただきます。
やはり旅にはお餅が欠かせません。エネルギー源ですから。