★★☆
ディズニーが誇るゆるキャラ、プーさんの実写化。
コンセプトは、大人になったクリストファーロビンの前にプーさんが現れて、大人になって忘れてしまったものに気づかせる。
企画書的には、満点な映画作品です。
実際、よくまとめられているし、大人のロビンに自分を重ねる部分も多分にある。100エイカーの森で霧の中でさまよう様は人生のようだし、子どものころに創造したとんでもないモンスターは大きくなった自分だったというオマージュもいい。
だけどどこか響かないんですよね‥。
これは響かないぐらい僕の心が痛んでいるのかもと思ってしまいます。とはいえ、プーさんは金言をいくつか残します。
「何もしない」が最高の何かにつながる
空っぽにしないと、新しいことは入ってきませんからね。