Life is a showtime

やりたい事とか日記とかをつれづれなるままに……

フェスを作るということとは‥‥。

備忘も兼ねての記事です。

f:id:mailto1979:20181016235644j:image

構想2年。頭の中にあったのはもっと前から。

先週末にキャンプインのフェスが終了してひと段落つきました。精算はまだで大赤字覚悟なのですが、終了後の高揚感があるうちに書いておかないと忘れちゃいますので。

テーマのつくり方

このイベントのテーマは、『家族でも参加して楽しいキャンプインのフェス』。

これは自分に子どもができて、出てきたテーマになります。20代からフェスにはいろいろ参加しみてきました。しかし家族ができてそういうフェスに行きたくてもいけない人も多いのでは?という自分が感じるニーズにこたえるものを作りました。

 

このテーマは、おそらく子を持つことになった今の僕だから出てきたもので、20代の僕だったら出てきていないだろうし、50歳の僕でも出てこないテーマだったと思います。

(もちろん、僕だからテーマ設定できたわけではなく、だれでもこの世代の方には思いつきはします。属性としてのヤングファミリーという意味です)

 

自分が欲しいものの方が、具体的に全体のイメージしやすいです。ただ自分頭ではわかっているのですが、他人に伝達することは本当に難しいです。これは対参加者についてもですが、他の運営者についてのテーマ共有もです。

特に1回目は、ものが見えていないので、本当に難しかったです。いくら言葉で説明しても百聞は一見に如かずですから。

多様性とは?

今回、子どもたちも楽しめるように様々なアクティビティを集めました。ほとんど伝手と飛び込みアプローチです。これは営業をやっていた経験がものをいいました。

人は意外と話しを聞いてくれるものです。そうして作っていくところで感じたのは、世の中には様々なことをやっている人がいること。そうした人の話しを聞くのは面白い。

作っていく中で、一番楽しかったのはこの部分でした。

最後は自分のためではないのか?

それにしてもフェスをやるって相当な労力を使います。キューピーコーワゴールドとレッドブルを飲みながら準備をします。命を前借りしながらの制作です。

今回、自分の子どもも参加していました。少しは遊んでくれたのかなぁ。子どもが大きくなって、このことを覚えていてくれたらこれに勝る宝物はありません。

もちろん参加された子どもたちも同様ですし、参加された大人たちにとっても思い出の1枚になったのであれば、主催者冥利につきます。

 

思い出の1枚になるということは、個人のアイデンティティを残すという満足感を与えてくれます。そんなために命の前借りをしながらやっているのではと最近思うようになりました。

 

僕がここにいた証拠を。