★★★☆
ケネディ暗殺後にアメリカ大統領についたリンドン・R・ジョンソン大統領の就任前後にフォーカスをあてた映画作品。
政治劇らしく97分とは言えない重さのある作品でした。ケネディは史上初めてテレビ中継の力を利用した大統領です。そんな光のあたるケネディに対して、昔ながらの政治家感がただようジョンソンは、ケネディ政権の副大統領に就任する。ケネディ兄弟との確執もあるなかでの副大統領職務、そして暗殺後の就任劇。
鑑賞していて思う、アメリカ人のその演説の上手さ(特に最後の就任演説!魅せてくれますね)、そしてリーダーの孤独。
南部出身のジョンソンがなぜ先進的なケネディの公民権法を推進したのか。その心の移り変わりも含めて、見応え十分の作品でした。
ケネディは、命と時間に限りがあることを教えてくれた。
さぁ仕事にかかろう。