東日本大震災で被災した鈴木酒造店。311の被災後、山形県長井に逃れる。そこで廃業予定だった「東洋酒造」を買取り、8か月後に酒造りを開始する。
そして蔵の再生をさせる経緯がつづられています。
本書では2020年7月に浪江町に道の駅をつくる際に、「鈴木酒造店」も入ってもらう形になったことで締めくくられている。
調べると本年度中にオープンされる予定ということです。
本当に人生何があるかわからない。それでも必死に生きていく人の物語。
そしてその横にはお酒がある。
なんだか読んでいて涙が出てきました。