★★★☆
昨年、コロナ禍でしぼんでいたエンタメ業界に、『トップガン』でこれが映画だということを示したトム・クルーズ。
『トップガン』に続いて、本作も彼が考える「映画とは」「映画館で観ることとは」ということを示した作品になっていました。
冒頭の潜水艦のシーンからはじまり、ローマのカーチェイス、ベネチアの宮殿&ボートアクション、そして列車アクション。
2時間、ずっとアドレナリン出っぱなしでした。
強いて言うと、視聴者はカギの秘密を冒頭の潜水艦のシーンでわかっているのに、トムをはじめみんなわからない設定。この設定が結構長く、ここがダレるなぁというのが残念……。
ちなみにまさかの2本立て。
とはいえアクションも普通に面白いし、トム―!って言いたくなる気持ちはさすがです。映画館の大切さを知っている、そんな役者の最新作、観ておいて損はないです。