★★★
スティーブン・スピルバーグが1985年に手がけた同名映画をミュージカル映画としてリメイクした「カラーパープル」を観てきました。
ほとんど前情報なく観たのですが、黒人VS白人という要素も一部あるのだが、それよりも黒人間の家庭内暴力や虐待、女性蔑視などを描いた作品だというのが意外でした。
黒人で女性という弱者の中の弱者ですが、それでも同じ境遇でも強く生きている人たちも出てくる。その中では時には痛い目をあう女性もいる。しかし主人公セリーは、どこかそのように強くは生きれない。
ただそれでも生きなきゃという深い信念を貫いていました。
生きなきゃ
それがミュージカルとともに全面に(それも前半から)でている映画でした。