★★★☆
今年版の「カメラを止めるな」。という触れ込みを聞いて見てきました。
会津藩士がタイムスリップをして、現代に。時代劇の斬られ役として第二の人生を歩むという作品。
タイムスリップのあるあるの、ギャップを使った笑いが散りばめられています。新喜劇的なベタベタさ。劇場で笑いが起こるなんて、嬉しい限りです。
そして、中盤からのお仕事劇化していく作り。真剣とはなんなのか、をまじまじと見させてくれました。
もちろん低予算映画っぽいところもあります。ただ低予算でもこれだけ面白いことができるというところにも価値がある映画でした。
時代劇を残したい。侍魂を残したい。残らなかったものの思いを胸に。
それは時代劇を別のものに置き換えると胸が熱くなります。