Life is a showtime

やりたい事とか日記とかをつれづれなるままに……

岐阜かかみがはら航空宇宙博物館に行ってきた!

今年の春にリニューアルオープンした各務原市にある「航空宇宙博物館」に親子で行ってきました!

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良い天気。そして航空ショーの前日の予行演習を見ようとする人でまぁまぁ混雑していました。

 

館内ではまず飛行機について学びます。

 

各務原の航空機産業が発達した歴史も解説されています。

 

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この地形模型へのプロジェクションマッピングでの解説は面白かったです。これがプロジェクションマッピングの正しい使い方ですね。

 

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世の技術は軍需によって発達するのは、飛行機も車もインターネットも同じです。まずは軍需として発達した日本の航空機産業。飛燕という戦闘機が飾られていますが、これは美しい。。

 

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館内の大きな格納庫には軍需、民需の飛行機が数多く飾られています。ただそうした飛行機よりも息子たちが喜んだのは、フライトシュミレーター。まぁそうですよね。

 

シアターで日本の宇宙開発について映像を観た後、続いて2階は宇宙編へ。宇宙ステーション「きぼう」の実物大の模型や探査衛星についての解説などなかなか興味深いコンテンツ満載。

 

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ライト兄弟が飛行機による有人動力飛行に成功したのは1903年。実はまだ100年ほどしか歴史がない。ガガーリンが有人宇宙飛行をしたのが1961年。アームストロングの月面着陸が1969年。まさか60年で宇宙に行くことになると思うと、人類の進歩は恐ろしいです。

 

6歳と4歳の息子もかなり楽しかったようです。はっきりいって1日居ても楽しめる博物館でした。リピートしたい博物館でした!

 

www.sorahaku.net

(映画)若おかみは小学生!@イオンシネマワンダー~泣かせる児童アニメ

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★★★☆

 

映画WEEK、4本目。セレクトしたのはこれまた噂に聞いていた「若おかみは小学生!」。

児童向けアニメと舐めてかかると泣かされます。

両親を交通事故でなくした主人公「おっこ」。祖母がやる旅館を手伝うようになります。子どもには見える幽霊たちと旅館の若女将業に精を出します。

健気に頑張る「おっこ」。しかし時折見せる両親の影のシーンには涙してしまいます。

 

そしてこの映画は「おっこ」の成長を描く映画です。旅館ということで、お客さんを通じて「おっこ」の成長を描きます。

「おっこ」の成長とは、実は両親の死を受け入れることであると思います。「おっこ」にだけ見えていた幽霊が徐々に見えなくなっていく過程には、実は「おっこ」が両親の死を受け入れることの伏線だったのでしょう。

大人になるとは、自分のコンプレックス(もっと深い闇も)を受け入れるということだと30代になっていから思うようになりました。

 

「おっこ」が務める春の屋には、『花の湯温泉のお湯は神様から貰ったお湯。だから、誰も拒まない』という言葉があります。

 

誰も拒まない。

 

なんと寛容な心なのでしょう。それは他人に対してもですし、自分に対してもです。そんな心を持つ大人でありたい。

大人の僕も泣かせていただいた1本でした。

(映画)search/サーチ@ミッドランドスクエアシネマ2~画期的なコンセプトに隠れる上質のサスペンス

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★★★★

 

映画漬けWEEK、3本目。今回セレクトしたのは、『search/サーチ』!こちらも前評判を聞いて観にいきました。

本作が注目されるのは、コンピューターのデスクトップに映し出される画面だけで映画が構成されているという点。どうやって構成するかというと、Facetimeや各種動画、そしてYOUTUBEや各ニュースサイトでの動画配信、SNSやネット記事を辿る。

このコンセプトも秀逸ながら、本作がすごいのは娘の失踪についてのサスペンスものとしての脚本の出来でしょう。ネットを駆使しての捜査劇の引き込ませ方、そしてどんでん返しまで用意されています。

 

こうした映画が成り立ったのは、「すべてはHDやネットの中に」あるというIT社会の進化があります。

 

本当の姿は、対面ではなくネットの前でしか晒せない。。。

 

なんとも切なくもありますが、ネット以前では、日記などでしか晒せなかったことを思えば晒すだけでも オープンになったということでしょうか。

 

そういえば、この映画を会社を休んで観に行ったことは、だれにも言ってないや。

 

www.search-movie.jp

(映画)ボヘミアン・ラプソディ@109シネマズ名古屋~スターの苦悩を描く伝記映画

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★★★☆

 

映画館に足を運ぶ日々です。

今回は、大ヒットスタートを切った「ボヘミアン・ラプソディ」。こちらも前評判があまりにも高い作品です。

クイーンのフレディ・マーキュリーを主人公にそのバンド結成から1985年のライブエイドのライブまでを描きます。

広告のキャッチコピーにある、ラスト21分のライブエイドのライブシーンは圧巻でした。これは音楽映画史に残るでしょう。

 

ヒット曲が多いクイーン。その楽曲のエピソードとともにバンドの成長、苦悩が描かれる。スターの孤独に加えて、ゲイということも。

ゲイであったフレディにとっての家族とは……。

 

不器用、だけど実直なフレディの魅力にふれることができます。この映画が興行収入第1位ということで、まだ世の中捨てたものではありませんね。

音楽好きならぜひ観ておきたい1本。

 

www.foxmovies-jp.com

(映画)バッド・ジーニアス 危険な天才たち @センチュリーシネマ~今年、1番の映画来た!!!

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★★★★☆

 

噂を聞いて鑑賞。

アジア各地でタイ映画史上興行成績を塗り替えるヒットとなっている映画ということ。まぁタイ映画といわれてもほとんど思いつかないのですが……。

 

舞台は高校。カンニング(そしてそれでお金儲けも)を試みがテーマ。学園のものの映画だとおもって舐めていてはいけません。あっという間の2時間10分でした。現時点では今年最高の1本となりました。

 

(以下、ネタバレあり)

 

まずカンニングシーンの映像の凄さ。徐々にスケールアップする3回のカンニングシーン。最後の世界を舞台にした30分におよぶ最後のカンニングシーンは、これはもうサスペンス映画そのもの。カット割りも細かくテンポがよく、それが心理的な緊張感を高めます。そして音楽もそれを増幅させます。

 

もうひとつの見どころは、取り巻く社会的構造を的確に表現していること。主人公のリンは、父子家庭の才女。最後に正義感が強いもののパートナーを組むことになるバンクも、同じく母子家庭という苦学生。一方、リンと友人になったグレース、そしてグレースの彼氏パッドは共に金持ちの子女。

お金がある・ない、それぞれの立場をあっという間に描き切り、その社会的問題をそれとなく示したところはあっぱれです。

 

また、高校生らしく男女の恋仲的なものも描かれそうで描かないあたりも好感が持てます。リンとバンクはそれぞれ似た境遇を持っています。片親家庭ということ、貧困層であるということ、そして頭が良いこと。似た同士ひかれあう部分もあったと思います。ただそこをはっきりとは描かない。この奥ゆかしさがなんとも高校生っぽいではないでしょうか。

 

エンディングのメッセージである

 

私の人生は、私が決める。

 

そんなメッセージがこころに刺さります。

なんにでもなれそう、だけど現実も見え始めている、そんな10代の葛藤と苦悩と冒険が印象に残る一本でした。

 

maxam.jp

揖斐川ワンダーピクニック2018に行ってきた!~地域の祭りの次の形~

最近はやりのマーケット+音楽というフェス形態。4年前に立ち上がった揖斐川ワンダーピクニックという岐阜県揖斐川町で開催されるフェスに行ってきました。

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会場は三輪神社という境内を中心とした小さな町の一角。そしてライブ会場はそこから15分ほど山を登ったところの小さな原っぱ。

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フェスといってもマーケットエリアは入場無料。三輪神社の境内を中心に50店舗以上のオシャレクラフト&フード店が並びます。

今年は人数が多いようで、フードなどはかなりの行列でした……。

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三輪神社境内では竹明かりやおみくじを結んで作る茅の輪、そして神輿の前でバランスボールストレッチなどなんでもあり。主催者のやりたいことが詰め込まれたカンジです。

 

ライブエリアまでは山を15分ほど登るのですが、竹林を見ながら登るアスファルトの道と鬼クエストという鬼にまつわるものを見つけながら登る山道コースがあります。

子どもたちは鬼クエストという響きにやられて山道を登っていきます。

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高台にある見晴らしの良い場所にはオフィシャルドリンクバーが設置されていたり、山の上のお寺で地獄絵図について和尚に解説をしてもらったりとここにしかないアトラクションも楽しめます。

このここにしかないというところが重要ですよね。

 

ライブは山の中腹の芝生広場。如何せん出入り口が狭すぎて、何かあった場合はどうするのだろうと不安になってしまいます。観たのはChara。往年のヒット曲をいっぱいやってくれましたが、声が……。やっぱり出ていませんでした。

まぁ雰囲気ものですからね。

地域の祭りの次の形か

他のエリアからの集客をして地元にお金が落ちる(ただ出店マーケットの多くは他エリアなのですが…)仕組。

地元の住民がやろうということで実施されたこのイベント。フェスというよりもその雰囲気は地域の祭りの次の形なのだと思います。

 

今、マーケットがあるフェスが全盛になっています。露店のかわりにオシャレなマーケット。盆踊りや山車のかわりに音楽ライブ。

そう考えるとこう言った地域フェスは地域のお祭りの次の形とも言えます。

来場者も単なる音楽フェスが若者に限定されるのに対して、女性を中心とした若者、カップル、そしてファミリー層と来場年齢層も幅広くなっています。

なにより地域の人が主体となってイベントを運営しているところこそが大事なのだと思います。東京主体の資本の力によるエンターテインメントとはまた違った魅力があります。こういうことの方が最近、魅力を感じる日々です。

 

おそらく自分が年を取ったのと居を構えたからでしょうけど。

wonderpicnic.com

(旅行)父と子で福岡&佐賀旅行~佐賀バルーンフェスタ・吉野ケ里遺跡編

日本シリーズ 第五戦の敗戦から一夜。宿に戻ったのは11時半でした。翌日は名古屋へ飛行機で戻るのですが、なんと予定してした飛行機が機材変更で2時間近く遅れ18:10出発となるメールが届きました。予想外に九州の滞在時間が伸びました(ラッキー)。

佐賀バル―ンフェスタへ

今回の旅行は、あくまで日本シリーズが目的だったのですが、ちょうど佐賀で佐賀バルーンフェスタが開催中ということで向かいます。実は3年前にも行っています。

lifeisashowtime.hateblo.jp

とてもフォトジェニックなイベントで、河川敷に一斉に並ぶ気球たちの光景は圧巻でした。

会場には佐賀駅から2駅佐世保側に行った「バルーンさが」という臨時駅が設けられています。福岡からは約1時間。朝は特急も停車します。JR九州でもフリーきっぷを発行していたので、これを利用します。

佐賀バルーンフリーきっぷ|JR九州

 

福岡からは約1時間。朝8時半ごろの特急「みどり」に乗車。4歳の息子は特急電車に大興奮。博多駅には「ソニック」やら「かもめ」といったカッコいい特急電車がいっぱいで、確かに少年心をくすぐりますね。

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バルーンさが」駅に着いたのは9時半。ちょうどバルーンファンタジアという、変わった形の気球がいっぱい係留されていました。晴天にバルーン。絵になりますね。

ただ風が出て来たらしく10時ごろには撤収されてしまいます。

 

同時開催の物産店テントを物色し、早めの昼食をとったりします。カレーが350円と非常に良心的です。

佐賀といえば吉野ヶ里遺跡

午後のバルーン競技が15:00からということで、かなり時間があります。ということで先ほどのフリーチケットを使って吉野ヶ里遺跡に行ってみます。バルーン佐賀駅から約20分ほどで最寄り駅に到着です。無料でシャトルバスも出ていました。

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行ってビックリ、吉野ケ里遺跡って超広大な公園になっています。おそらく全部見て歩くのには半日は必要。

ということで北城郭と南城郭だけに絞ってみていきます。見るといっても遺跡の上に再現された弥生時代の建物がたっているというもの。頭の中にはレキシの曲の♪「縄文土器弥生土器、どっちがすき?」というフレーズが連呼しながら見ていきました。

 

北城郭にある物見やぐらや神殿はなかなかの高さで、帰りの電車からもよく見えていました。確かに大きな建物で古代からこれがあったとすると、威圧感はあったでしょうね。

 

ワークショップで勾玉づくりは火おこし体験があったのですが、息子はそれよりも古代人の戦闘員の恰好をして、剣を振り回していました……。

 

 

吉野ヶ里遺跡を観た後、バル―フェスタに戻ったのですが、残念ながら午後の競技は中止に…。一旦は一斉離陸があるというアナウンスだったのですが、やはり風の影響で中止判断となりました。残念。

それにしても平日の午後にも関わらず、多くの方が来場していました。非常に雰囲気がいい会場でした。のどかな秋の午後って感じです。

 

それにしてもここ数年で2回も佐賀県に行くことになるとは思ってもいませんでした。