★★★★
映画漬けWEEK、3本目。今回セレクトしたのは、『search/サーチ』!こちらも前評判を聞いて観にいきました。
本作が注目されるのは、コンピューターのデスクトップに映し出される画面だけで映画が構成されているという点。どうやって構成するかというと、Facetimeや各種動画、そしてYOUTUBEや各ニュースサイトでの動画配信、SNSやネット記事を辿る。
このコンセプトも秀逸ながら、本作がすごいのは娘の失踪についてのサスペンスものとしての脚本の出来でしょう。ネットを駆使しての捜査劇の引き込ませ方、そしてどんでん返しまで用意されています。
こうした映画が成り立ったのは、「すべてはHDやネットの中に」あるというIT社会の進化があります。
本当の姿は、対面ではなくネットの前でしか晒せない。。。
なんとも切なくもありますが、ネット以前では、日記などでしか晒せなかったことを思えば晒すだけでも オープンになったということでしょうか。
そういえば、この映画を会社を休んで観に行ったことは、だれにも言ってないや。