★★☆
ピクサーアニメかと思っていたら、ドリームワークス作品のアニメーション。
世界には6つの音楽(ポップ、テクノ、クラシック、カントリー、ファンク、ロック)の王国があり、ロックの女王が世界の音楽をロックで統一しようとする。ポップの女王はそうはさせないと各国を巡り、ロックの女王に会いに行く。
最初に6つの音楽の王国の擬人化という設定を耳にしたときにおもったのは、『インサイドヘッド』ではないかと思いました。
さてお話しとしては、ロードムービー風要素を取り入れつつ、最近の多様性を承認する流れと、マーケティング的な
違いがあるからハーモニーが生まれる
良い言葉ですね。
ちなみに僕自身も多様性の大事さはよくわかっているのですが、最近読んだ橘玲の下記記事でした。
多様性が大きなちからを発揮するのは、優秀なひとたちが共通のゴール(収益の最大化、研究実績、あるいは世界を変える“ムーンショット”)を目指すときです。さまざまな国籍のひとたちが雑然と集まっただけでは、「よいこと」は起こらないのです。
そうかぁ。単に多様性を承認するだけではダメなんだと。そこにはそれを生かす高度な教養が必要なのだということ。なるほどねぇ。
それはおとぎ話だけの話なのかもしれません。現実には希望もありますので、少しづつは良い世界になっていくのだと思いますけど。