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(読書)偶然と想像@シネマスコーレ~演劇的な良作短編集

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★★★☆

昨年は33本の映画を鑑賞しました。今年も30本以上を鑑賞したいなぁと思っています。そんな2022年の映画始めとして鑑賞したのが「偶然と想像」になります。

 

親友との恋バナからはじまる「魔法」、大学教授に色仕掛けをする「扉は開けたまま」、20年ぶりの再会をする「もう一度」という3本の短編から構成されています。

それぞれこういうことあるよねというシーン、しかしゆっくりと虚構へ。舞台演劇的な会話劇であり、その会話も独特のフラットな会話。

偶然と想像、現実と虚構的世界、偶然によって作られる世界線。なんとも不思議な世界が繰り広げられるのですが、えっ!と思わず声を上げるほど笑えるシーンもあります。

会話劇だけあって、印象的な言葉もありました。3話目の「旦那の昔の彼女へのメール」とか。

 

今年の映画始めとしてふさわしい良作でした。

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