★★☆
本来ならば毎年夏公開になっているポケモン。今年はコロナで冬休み公開となっています。
今回は「ココ」というジャングルのザルードに育てられた子どもが主人公。ジャングルで動物に育てられる子どもという設定は昔からある設定です。それをポケモンでもやってみた。
その結末は、予想通りポケモンと人間というアイデンティティの葛藤、そして架け橋という、よくあるパターンとなっています。
でもいいのです。こうしたあるあるをちゃんと子どもたちにも観てもらう機会があるだけでいいのです。こうした定番は大人にとってはどこかで見たパターンでも、子どもにとってはこれが初めてだろうから。
1点あるとすると、父子で観に行っているということもかんがみて、父もザルードに感情移入できるような設定になっている点。
大人も観れるポケモンを目指しているのでしょうか。