★★★☆
そこまで007シリーズは通っているわりません。しかし、ダニエル・クレイグのラストボンドということであればということで、観に行ってきました。
コロナ禍で公開が延びに延びて、ずっと映画館に大きなタペストリーが掛かっていました。
さて冒頭からのイタリアの古い街でのアクション。さすが元祖スパイ映画です。必見はキューバのシーンでしょうか。アナ・デ・アルマスが、新人諜報員として登場。もうその見事なナイトドレスでのアクションシーンはお見事!サービスシーンの要素もありますが、やっぱりこういう女性のアクションシーンは、見ていて美しい。
スペクターとの対決部分は、イマイチ理解できない部分もあったのですが、まぁ映画全体が、ダニエル・クレイグへの花道映画だと思って眼をつむります。
ラストのシーンでは、思わず映画館で声を上げてしました。
「これ、マジで!」
映画館で声を上げるなんて、そうそうないと思います。
ダニエル・クレイグによるダニエル・クレイグのための映画でした。