今回の香川・徳島旅行ですが、父と次男が車で先発。母と長男は追って合流という形をとりました。
合流を最初は高松で考えていたのですが、直前に小豆島で合流しようということにしました。高松で合流して島へ渡るよりも、こちらの方が時間的もお金的にも節約できそうです。
後発組には、姫路まで新幹線で来てもらい、姫路港からフェリーで小豆島に渡ってもらいます。
小豆島は大きく、瀬戸内海でも淡路島についで大きい島になります。港もいくつかあり、姫路からのフェリーは北東にある福田港という港に到着します。
高松からのフェリーもいくつかの港に分かれてつくのですが、一番大きい港が土庄(とのしょう)という港になります。
高松港からは1時間に1本の割合でフェリーがあるほか高速船も就航しています。小豆島が高松とつながっていることがわかります。
高松からフェリーで1時間。土庄港に上陸です。チェ・ジョンファのオリーブの王冠のモニュメントが迎えてくれます。
もう一つ驚いたのが、かどやゴマ油工場が港のすぐ横にあること。船の方までゴマ油の香が漂ってきます。専用の船着き場までありました。ゴマ油好きには聖地ですね。
土庄港でレンタカーをピックアップをして、小豆島をまわります。
瀬戸内国際芸術祭 小豆島作品
小豆島の瀬戸内国際芸術祭の展示作品で、一番は中山という山間にある「ゼロ ワン・ウェンチー(王文志)」ではないでしょうか。
道路から見ると、なんだあれは!という巨大な物体。棚田を降りて向かいます(棚田を歩く経験もないので、これまた新鮮)。
この物体が竹で編んだ建築物?になります。この繭のようなところに入いっていきます。素足で上がると竹がひんやりとして気持ちいいです。
竹の間から見える切り取られた空には雲がながれ、壁にある窓からは棚田がみえます。竹籠の中にいるというのは母体を表しているのでしょうか。ちなみに息子は口からおなかに入って、うんことして出ることと認識をしているようです。確かに竹籠から出口に向かって螺旋の通路を回って出るのは腸の中かもしれませんね。
そのほか息子のお気に入りは、ビートたけし×ヤノベケンジの「アンガー・フロム・ザ・ボトム 美井戸神社」です。ビートたけし!って気に入っていました。ちょうど息子たちがついたときには口から水が出るタイミングでそれもアトラクションとして面白かったようです。
個人的に面白かったのは「迷路の町」の作品群。繭のような家の作品も面白かったですが、この町自体がどこを歩いているのかわからなくなる楽しさ。GPSがなければ絶対に迷子になります。港町の古い町あるあるなのですが、この迷い込む感覚って、もう味わえませんもんね。作品をさがしつつ迷う。この体験は普段使っていない脳を刺激してくれました。
帰りのフェリーの前に寄ったのでかなりバタバタしましたが、もっと味わいたかったです。
オリーブの丘とエンジェルロード
瀬戸内国際芸術祭以外の普通の小豆島の観光というとオリーブの丘。
風車があり、ほうきにまたがって写真を撮るというザ・小豆島!な場所です。お昼過ぎに行きましたが、大混雑!併設のイタリアンは1時間以上待ち!ということでそうそうに退散してきました……。
もうひとつ小豆島の名所というとエンジェルロードになります。
こちらは土庄にあります。干潮の前後3時間だけ現れる道を通って向かいにある島に渡ることができるというもの。
これは絵になりますね!
小さい小さいモンサンミッシェルです(モンサンミッシェルはすでにアスファルトの道路がつながってしまいましたが…)。
そのほかにも「醤の郷」というエリアがありました。こちらはスルーをしてしまったのですが、木桶仕込でつくっているという醤油工場があり雰囲気がありました。ここはちょっと寄ってみたいです。
あとは「二十四の瞳」のロケ地とかでしょうか。
半日ではとても回れませんね。