★★★☆
97年の韓国通貨危機を題材にした経済ネタの映画。経済ネタということで、難しい部分もあります。それでも韓国銀行の女主人公(綺麗。こんな上司だったら残業します)、町工場の社長、危機を逆手にとる若手ファンドマネージャーという3者からの視点を織り交ぜて飽きずに描き切ります。
娯楽映画らしく、善悪の対立軸がわかりやすかったからでしょう。2時間あっという間で、韓国映画のレベルの高さをみました。
「危機は機会」「優しい人は信じるな。自分だけを信じなさい」という教訓を最後に述べてこの映画は終わります。
お隣の国ですが、日本においても起こり得ると思うのですが……。