
★★★
JFKからマンハッタンまでのタクシーの中の会話劇。中年ドライバーのショーン・ペン、客がダコタ・ジョンソン。会話劇なので、演技力勝負です。ダコタ・ジョンソンってこんなに表情豊かなんですね。
ひとつポイントは会話劇に加えて、ダコタの携帯メールの軸があるということ。
ショーン・ペンとの会話もですが、非常に下世話な話が多いので若いカップルで行くのはお勧めしません……。
タクシー映画としては、「パリ・タクシー」が心温まる映画だったのに対して、こちらは夜らしいダーティー&再生のお話。
一か所、渋滞シーンでは、まわりの雑音がなくなっていく演出など、自然と惹きつける工夫もされています。
トラウマと再生。映画らしい映画でした。ただまぁあまりにも下世話というだけですね。