2025-02-20 (読書)ポーカー・フェース/沢木耕太郎 読書 沢木耕太郎の13編のエッセイ集。 それぞれテーマはあるのだが、途中いきなり違う視点を持ち込んできる。しかし結果的には元のテーマにつながり、補強するような作品が多かったです。 それにしても読みやすい文体の方ですね。 作品のひとつ「マリーとメアリー」で、村上春樹に触れているものもありました。ともに読みやすい文体で、現代風なところがあります。ふたりとももう70歳を超えているのですけれども、その若々しさを感じる文体ってなんなのでしょうか。 僕はふたりとも好きですけどね。 ポーカー・フェース(新潮文庫) 作者:沢木耕太郎 新潮社 Amazon