★★★
恒例の子供とみる映画です。今回は、5歳の息子に加えて、2歳の息子とともに鑑賞しました。それにしても子供映画だと予告編の長いこと!10分ぐらいはあったのではないでしょうか。
さて今年のドラえもん映画のテーマは南極&氷河期という設定。これは珍しい設定になります。ドラえもん映画というと「宇宙」「古代」「未来」「魔法・魔界」「恐竜」といったキーワードでの世界設定のパターンが多いですが、南極というものは初めてになります。一部、氷の下の「古代都市」の要素はでてきますが…。
本作の特徴はその登場人物が少ないこと。南極&滅びた古代都市ということで、いつものメンバー以外では、2人しかでてきません!
あと本作のもうひとつの悪者の設定があいまいであること。イマイチ、悪者感がないんですよね。
ただ、本作のポイントは、ドラえもんとのび太の友情でしょう。偽物のドラえもんと本物のドラえもんの区別のシーン、そして時間軸を使った絆。
特に時間軸(10万年前と現在)を行き来しての伏線の回収具合は、大人映画さながらの脚本となっています。正直子供には難しいかなぁ…。
この時間を行き来する脚本の部分だけでも観る価値はありました。
ちなみに2歳の子供でもしっかりスクリーンに釘づけの2時間弱。さすがドラえもん。