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2020年映画ベスト5とワースト映画

コロナ禍だった2020年。映画業界も公開スケジュールが後ろ倒しになりました。一方、世間的には、鬼滅の刃興行収入1位を塗り替えるというトピックスもありました。

そんな2020年の僕が映画館で観た映画のベスト5とワースト映画をまとめてみました。

映画館で鑑賞作品は、21本。実は昨年と同数となりました。自粛期間があったのにもかかわらず結構観ていますね。仕事が暇だったというのもあると思いますね。

2020年鑑賞映画 ベスト5は?

第5位 浅田家

ジュディと迷った末、浅田家にしました。理由は残りが全部洋画だったから。ほっこりさせてもらった映画でした。三重が舞台というのも良いですし。

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第4位 1917

コロナ直前に鑑賞した、昨年のアカデミー候補作。映画館ならではの没入感のある作品でした。これぞ映画館で観るための映画です。

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第3位 パラサイト

昨年のアカデミー賞作品賞格差社会をえぐりつつ、ホラーコメディにまで仕立て上げる力量。えぇ~‼と思わず思ってしまう展開にビックリでした。

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第2位 TENET

みんな大好きクリストファーノーラン作品。

なんだかよくわらないが、凄い映画を観させられている感覚の映画。映画館で観るべき作品。

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第1位 透明人間

自粛期間開けに観にいった1本目の作品がこの「透明人間」でした。映画館最高!!と思った作品。観た時期も含めて2020年の1位としたいと思います。

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ワースト映画は?

さてワースト映画は、選びにくいのですが、星取表からすると「ホモサピエンスの涙」になります。まぁ評価される理由もされない理由もわかる映画です。ただ僕的には今、映画にこれは求めていないということで。

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さてコロナ禍が続いている2021年。どんな映画ライフになることやら。

 

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(読書)フリーター、家を買う/有川浩

最近、好んで読んでいる有川浩さんの本。

非常に読みやすく、気分が晴れます。タイトルからダメダメフリーターが、どうやって家を買うのかのストーリーかと思っていたのですが、家族の希望と再生のストーリーでした。

うつ病を患った母のそばにいる主人公。フリーターだった彼が少しづつ前を向き、家族をつなぎ、社会に出る、そんな希望溢れるストーリー。

世界に日が差す、そんなことを感じる小説でした。年の瀬に気分が少し洗われました。

フリーター、家を買う。 (幻冬舎文庫)

フリーター、家を買う。 (幻冬舎文庫)

  • 作者:有川 浩
  • 発売日: 2012/08/02
  • メディア: 文庫
 

 

(映画)劇場版ポケットモンスター ココ@109シネマズ名古屋

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★★☆

本来ならば毎年夏公開になっているポケモン。今年はコロナで冬休み公開となっています。

今回は「ココ」というジャングルのザルードに育てられた子どもが主人公。ジャングルで動物に育てられる子どもという設定は昔からある設定です。それをポケモンでもやってみた。

その結末は、予想通りポケモンと人間というアイデンティティの葛藤、そして架け橋という、よくあるパターンとなっています。

でもいいのです。こうしたあるあるをちゃんと子どもたちにも観てもらう機会があるだけでいいのです。こうした定番は大人にとってはどこかで見たパターンでも、子どもにとってはこれが初めてだろうから。

 

1点あるとすると、父子で観に行っているということもかんがみて、父もザルードに感情移入できるような設定になっている点。

大人も観れるポケモンを目指しているのでしょうか。

 

(読書)ネットビジネス進化論/尾原和啓

ネットで薦められていて読んでみました。

Amazon楽天、メルカリ、YouTube、LINE、ビットコインなどからシェアサイクルなどまで一通りのネットビジネスがまとめられています。ネット界隈の全体として俯瞰してみるには最適です。何よりも具体的な企業名が書かれているのでイメージしやすいです。

 

著者によると、ネットは物事をなめらかにする というものです。それは無形資産から始まり、今ブロックチェーンやシェアリングエコノミーの進化で有形資産にまで及んでいます。

 

ネット界隈のお話だけでなく、面白かったのは成功をもたらす要因についての言及でした。

それは、

  1. タイミング
  2. チーム/実行力
  3. イデア
  4. ビジネスモデル
  5. 資金調達

というもの。なによりも大事なのはタイミングであると著者は説明しています。それはインフラ周りに関わるのであれば、黎明期からアクセルを踏むべきだし、特定セグメントサービスであれば幻滅期(最初のブームが去った時)や啓蒙活動期(ブームからある一定の定着へ移行期)にアクセルを踏み始めるのがいいということでした。

このタイミングを見計らうのに大事なのは、ユーザー普及の(技術的な)ブレイクスルーを見逃さないということ。ということです。

なによりもタイミングという発想は面白いですよね。技術が進歩し、日々新しいサービスが投下されているネットビジネス業界ならではの発想です。

 

またビジネスは、Cから始まってBに移行していくという視点も面白かったです。

 

この本に書かれているテクノロジーはあくまで手段であって、本業を強くするもの。あとがきにもそのことが書かれており、『「横糸」はあなたの「縦糸」を強くするためにある』とされています。

そもそもネットは、自社のビジネスをより拡大するためのツールであるという視点は大事ですね。

 

 

(読書)なごやじまん/大竹敏之

名古屋に住み始めて早20年近くになっています。大阪出身だった僕からすると、なんでもあるけど何にもない…、そんな印象が続いていました。

ただ住めば都という言葉がある通り、すっかりある程度便利な生活、ちょっと行けば自然がいっぱい(最近は釣りブームなので知多半島ばかり行っています)。東京まで1時間半という便利さで、まぁこれはこれでいいのではと思っています。

 

本書は、名古屋本をたくさん執筆されている著者による、名古屋の著者が思う、面白いスポットを集めた本になります。

そのセレクトするチョイスは、町に根差したものが多く、興味深い場所が多かったです。

 

名古屋はその昔から実は豊かな土地。そして徳川の庇護を受けていた町です。今でも工業はもちろん、有数の農業県でもあります。

味噌やからくり時計、山車はその発祥から、この地で栄えるべくして栄えたものということが本書を読むとよくわかります。

 

日本一魅力がない街と言われいますが、個人的は観光面が弱い(といっても熱田神宮とか凄い場所だと思っていますが…)ですが、住むにはこんな便利な場所はないと思っています。

だって我が家から会社まで自転車で15分です。ちなみに一軒家。多少値段はかかりましたが、それでもこんな環境、東京・大阪ではありえません。

 

強いていえば、あといくつか全国的な有力な大学が集まれば、良いのですけどね。

 

なごやじまん

なごやじまん

  • 作者:大竹敏之
  • 発売日: 2017/08/29
  • メディア: 単行本
 

 

(読書)キケン/有川浩

有川浩さんといえば、僕の中では『阪急電車』です(一般的には『図書館戦争』でしょうか)。

いつかの本屋大賞ノミネート作品だったということで、本作を読んでみました。理系大学の機械工作の部活日記の面白おかしい回想となっています。

女性作家らしくクスッと笑う、男子学生の汚い部分はカットされた読みやすい青春ライトノベルとなっています。

 

そう、そこには青春があった。そして自分はそこには戻れない。そんなことがほろ苦く残るエンディング。たまにはこういう小説を読むのもいいですね。

あと関西の学生のノリも好きです。

 

キケン (新潮文庫)

キケン (新潮文庫)

  • 作者:有川 浩
  • 発売日: 2013/06/26
  • メディア: 文庫
 

 

(読書)『鬼滅の刃』 全巻通し読みをしてみて

社会現象となった「鬼滅の刃」。妻が職場で借りてきたのでこれはいいということで、読み切りました。

少年漫画らしく1巻あたり15分~20分でどんどん読んでいきます。

 

なぜこれだけ流行るのかはイマイチわかりませんでしたが、面白く読み終えました。

鬼が悪者なのは事実なのですが、その背景(つまりは人間時代のトラウマ)を示している点、また鬼殺隊の各人もそれぞれトラウマがあるという点が受けたのでしょうか。

 

それぞれの人生がある。

そして、トラウマの克服こそが、大人への一歩。

 

これらは僕自身もよく思うところです(ときどきこのブログにも書いているかと思います)。とはいえこんなにヒットするのは、やはり不思議ですねぇ。

鬼滅の刃 23 (ジャンプコミックスDIGITAL)

鬼滅の刃 23 (ジャンプコミックスDIGITAL)