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(映画)線は、僕を描く@109シネマズ名古屋~青春映画の新たなる金字塔、緊張感と涙腺崩壊と

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★★★★

 

ちはやふる」で青春映画の金字塔をつくった小泉徳宏監督による新しい青春映画。

今回は水墨画が舞台です。「ちはやふる」のような部活ものではなく、主人公が大学生ということもあってか、自分の生きる道を見つける話になります。

 

横浜流星演じる主人公による喪失と向き合うこと。

コンプレックスの克服は、大人への一歩。これは僕の考えることと同じく、本作もその考え方に沿った作品になります。

 

線を描くシーンの緊張感、全編に漂う喪失と向き合い。これが、どうしてか涙腺を刺激し後半は涙をぬぐいながら観る作品でした。

 

自分の線を見つけなさいと師匠である、湖山は言います。

運命というものは、なるものではなく、結果として、できたものかもしれません。歩んだ後の轍みたいなもの。

 

主演をした横浜流星、良きライバルを演じた清原果耶、さすがの江口洋介。魅力的な演者たちで、彼らのその後をしりたくなるほどの良い作品(「ちはやふる」も続きをしりたくなるほどの良作でしたね)でした。あと途中、自分が行っていた大学がロケ地で使われていたのもご愛嬌でした。

 

新しい青春映画の金字塔、ぜひご覧ください。

 

senboku-movie.jp