2022-01-01から1年間の記事一覧
今年の夏はどこに行こうかと考えていて、少し前まで沖縄の予定でした。しかし、家族全員のスケジュールが合わなかったこともあり、直前に瀬戸内旅行に変更となりました。 行程は下記の通り、父と次男が先に車で出発し、坂出と高松泊。続いて母と長男が新幹線…
ポートランド出身で、人形町に居を構えるアメリカ人。彼の下町滞在記になります。特に充実しているのがグルメについて。 魚、鮨、蕎麦、居酒屋…。外食だけでなく自分で料理もする。 1話数ページのエピソードとして書かれていて、非常に読みやすく、グルメ日…
★★★ 夏休みを控え、ファミリー向け映画作品の公開が始まりました。そこでこの夏の話題作『バス・ライトイヤー』を観てきました。 この映画の設定が、『トイストーリー』のアンディ少年の大好きな映画ということになっています。しかしLGBTやら相対性理論(ウ…
★★☆ 仕事が忙しいのですが、合間を縫って『リコリス・ピザ』を観てきました。 一言でいうなら、古き良きハリウッド作を知っている人が楽しむ映画というところでしょう。 子役であり芸能界に出入りをする中学生が、カメラアシスタントの女性スタッフを口説く…
青少年向けコーナーで見つけて読んでみた本。 「じぶんのことや会社のことを陰で悪く言う人がいます。どうしたらよいでしょうか。」 「あたらしい仕事はどうやったら思いつきますか。」 「じぶんのやりたいことがわからないのですが、どうやって見つけたらよ…
★★★ 仕事がひと段落着いたので、子どもたちと『シン・ウルトラマン』を観てきました。公開から少したっていましたが、まずまずの集客。やはり庵野ブランド健在です。 冒頭から怪獣に襲われる日本を矢継ぎ早に見せます。そうこの国は、次々と怪獣に襲われる国…
★★★ A24らしい、オシャレな映画でした。 フォアキンフェニックス演じる主人公は、ラジオジャーナリスト。子どもたちに「未来」についてインタビューをしている。 ある日、甥っ子を預かることになる。そこから始まる騒々しい日々と繋がり。 子育ては衝突もあ…
コロナ前、2018年に自転車で東海道を走るということをやり無事東京に到着。その後、またどこかに自転車で行きたいなぁと思っていました。しかしコロナで外出自粛(自転車は、コロナ感染には関係ないともいますが…)。 今年のゴールデンウイークは、泊りがけ…
登山家・冒険家・写真家である著者の7年間の旅のエッセイをまとめた一冊。 ヒマラヤ、ユーコン、南米、シベリア、そして国内の各地を巡って感じたことが、著者の感想とともにつづられています。 その文体が自然で、まるで旅先が日常の延長線上のようにつづら…
先日、原田マハの「暗幕のゲルニカ」を読んだと友人に伝えると、映画好きだったらこっちもということで貸してくれたのが、「キネマの神様」。 映画にもなっていましたね。 タイトルから勝手に『三丁目の夕日』的な少し前の映画がエンターテインメントの主だ…
★★★ GWの定番映画である劇場版コナンの最新作を観てきました。コロナ自粛もだいぶ緩んでおり、かなりの人が入っていました。 今回のコナンは、渋谷が舞台。そして季節外れですがハロウィンがテーマとなっています。対峙するのはなんとロシア人テロリスト。 …
★★★ 北アイルランド、ベルファスト。あのタイタニック号もこの町でつくられました。造船業で栄えた美しい港町の空撮から始まるシーンから始まる。本映画は、1969年、北アイルランドの独立、カトリックとプロテスタントの対立で揺れる町が舞台となる。 ほぼ全…
2019年に出版され結構売れたビジネス書ということです。 最近、経営者が変わり考え方が変化しつつある中、これからの時代の身の振り方を考えることができた一冊になります。 まず著者は、世の中のトレンドを下記のようにとらえています。 [メガトレンド1] 飽…
★★★☆ アカデミー賞でのウィルスミスの暴行が話題になりましたが、その前から観にいかねばと思いつつ、公開最終日に駆け込みで観てきました。 世界最強のテニスプレイヤーと称されるビーナス&セリーナ・ウィリアムズ姉妹がどのように育てられたかという実話…
最近のSFヒット作というと『三体』ですよね。全5巻という超大作でしたが、コロナ禍ということもあり、はまって読んでしました。 lifeisashowtime.hateblo.jp そんなSF界で、面白い!という噂だった『プロジェクト・ヘイル・メアリー』を読了しました。アンデ…
コロナ禍で軒並み中止になったマラソン大会。今シーズンこそはと思っていましたが、当たっていた大阪マラソンは中止。ナゴヤシティマラソンも検討しましたが、ハーフマラソンで1万円なんて払えません……。 ということで探していたところ、淀川マラソンという…
初めて、原田マハさんの作品を読みました。 実在をもとにしたフィクション。特にご本人が美術館員をやられていたということで、アートを題材にした作品が多いです。 本作はタイトルの通り、ピカソのゲルニカが題材。 題材になっているのが、2003年のイラク攻…
★★★☆ 知人から薦められて公開最終日に観てきました。 久しぶりのIMAXレーザーでの鑑賞です。 1969年1月30日のロンドンの屋上で撮影されたビートルズの「ルーフトップコンサート」の映像作品。 音を聞いて立ち止まる通行人。警察などが来るなどのドタバタが収…
ここ1年ぐらい読んでいる岸政彦さんの本になります。昨年、「東京の生活史」を出版されましたが、その原型ともなるのが本書になります。 5人の方へのインタビューをそのまま収録した一冊。ただ出てくるのが、外国籍のゲイ、ニューハーフ、摂食障害、シング…
元宝塚歌劇団の支配人だった著者の経験に基づいた本。エンターテイメント業界の中で異色の経営をする宝塚歌劇団。 通常の演劇ならば、ロングラン公演や積極的SNS戦略などをとるところ、宝塚はそのような戦略をとらない。 著者によれば、制作から興行、劇場運…
★★★ 昨年の『花束みたいな恋をした』以降続く、エモい映画。昔の恋愛を思い出す、心の奥底がキュンと痛くなります。 僕が観たものだけでも『ボクたちはみんな大人になれなかった』『明け方の若者たち』と1年で3本も観ています。それ以外でも『街の上で』も同…
★★★★ 遅ればせながら『ドライブ・マイ・カー』を観てきました。 小学校5年生の時に『ノルウェイの森』を読んで以来の村上春樹好きとしては、素晴らしく村上春樹ワールドを体現してくれた作品でした。 村上春樹が多くの小説の中でたびたびテーマとして取り上…
SDGsが叫ばれるようになって、急速に動き出した脱炭素。その動きを網羅的に書かれている1冊になります。 これを読むと、「環境」という大義名分を切り口にした大きな資本主義の流れということがわかります。地球温暖化が問題なのは事実なのですが、それに資…
東京大学で遺伝子解析の研究をし、バイオベンチャーを立ち上げた著者によるビジネス本。根本的に理系的思考があることで通常の自己啓発本とは一味違った切り口になっています。多くの自己啓発本が科学的思考が欠落しているのに対して、ある一定の著者の考え…
”タミオは広島のタカラだ” 本書のタイトルは、奥田民生の名曲「風は西から」から取られている。全くあらすじを知らずに、爽やかは恋愛小説だろうと思って読み始めました。冒頭は本当に絵にかいたような爽やかな20代の恋愛小説でした。 それが途中から彼が務…
★★★☆ イタリアのファッションブランド「グッチ」。その創業家の崩壊の物語ということで、映画ファンならずとも興味がそそられる1作でした。 巨匠リドリー・スコット監督が、ファッションブランド「GUCCI(グッチ)」の創業者一族の崩壊を描いたサスペンスド…
18年後の未来について書かれた本。 18年前って、2004年。インターネットは当たり前だけれどもスマホ以前。 テクノロジー、経済、生活、災害と4つのジャンルに分けて書かれています。 テクノロジーについては多少明るい話題もあるが、全体的に暗い未来が書か…
★★★☆ 気になっていた音楽映画『Coda』を観てきました。鑑賞後に調べたのですが、Codaとは、「Child of Deaf Adults」のことだという。Deaf は聾唖(ろうあ)。つまり聴覚障害。両親、加えて兄が聾唖という家に生まれた娘が主人公の映画です。 豊かな自然に恵…
不動産の間取り図マニアという人が世の中にはいる。マニアほどではないけれども間取り図を見ることは面白い。 そこには人の流れが感じることができるからでしょう。 本書は、そんな「間取り」が表紙に描かれています。ある番組で紹介されていたので読んでみ…
本ブログでも、本や映画などの感想をつらつらと書いています。本であれば多少のメモを元に書くこともあるのですが、映画においては本当に思いつくままに書いていました。 綺麗な批評ブログでは、なかなかまとまっていて、映画を観たくなる、本を読みたくなっ…